誰故草(たれゆえそう)

公演名
  2023劇団芋の華自主公演「誰故草(たれゆえそう)」

脚 本
  高橋 恵

演 出
  恭 恵子

場 所
  栗東文化芸術会館さきら

公演日時
  令和5年(2023年) 12月10日(昼の部) 13:30~(開場13:00)
  令和5年(2023年) 12月10日(夜の部) 17:30~(開場17:00)

出 演
  恭 恵子
  和田 彩也佳
  門木 祐子
  藤原 綾香
  内田 弘子
  宮川 芽弓

チラシ表 チラシ裏

当日パンフ表


当日パンフ裏

管理人のかなり適当なあらすじ
 大気汚染が進んだある未来、男性は徴兵と除染の為見かけなくなり、
女達は、5人組で管理され、郊外で生活していた。
不便ながらも、身を寄せ合い暮らしていた女達の住む家に
一人の女性が訪れる。
彼女の訪問は
それまで、抱えていた女達の不安や苦しさと向き合うきっかけをつくり・・・


管理人のかなり自己中心的な感想
年のせいですかねぇ。本当にワタクシ涙もろくて。
最近、ワタクシは役柄は「お笑い要員」という位置付けが定着し
最初はもっとこう「しっとり」「はんなり」な役を演じたい!って思っていたし
なんなら、その方向で役作りをするのだけど
恭さんから、「カドキはお笑い要員」とバッサリ切り捨てられ
最近は、もうお笑いでいいやーって開き直っていたのですが
まさかの「シリアス要員」もまかされると
え?なにそれ?わからない?
って、なりました(笑)
こうして、柿谷さんという人物と向き合う事になったのですが
いざ、柿谷さんという人物を掘り下げれば、掘り下げるほど
もう涙が出ちゃうんですよ。
ちなみに、私の妄想柿谷さんの過去は(あくまで、妄想ですからね。ここからは、ワタクシの単なる妄想ですからね)
若いころは、お役所で5人組になる人の選別や移動を指示をしてました。
息子もいて、子どもを産んだ女性ということで
それなりの立場だったし、自分に自信もあっったんです。
だけど、ある日突然息子は失踪し
気が付けば自分のポストは後輩に奪われ
気が付けば地方の5人組のリーダーという左遷。
自分の価値がまったくわからなくなった柿谷さんを慰めたのは
同じような境遇の他の4人のメンバーたち。
彼女たちと関わることで、自分が過去に仕事でしてきたこと
息子が失踪した理由
理解したくなかった事がなんとなく理解できるようになって
そうすると「罪悪感」で打ちのめされた時に目にしたのが
「誰故草(たれゆえそう)」
ただ、もうそこにいていいのだ。
その「誰故草(たれゆえそう)」のあり方に、救われたのですよ、柿谷さん。(ここまで、全部妄想だから、妄想)
そんな柿谷さんの過去(妄想ですよ、妄想)を、毎度毎度練習のたびに思い出し(妄想ね、妄想)
泣いちゃうのですよ(ここは妄想ではなくマジ)。
柿谷さんが妹ちゃんに語った言葉は、本当は失踪した息子に言いたかったんだろうなーって。(妄想よ、妄想)
そして、その妄想に涙する(エンドレス)
今回のアンケートでは、私の妄想びっくりの
色々な妄想(?)をしてくださるお客様がいて
妹ちゃんスパイ説にはびっくり(笑)
あー、妄想するのはワタクシだけじゃなかったんだなーって。
でも、そんな妄想を搔き立てた舞台だったんだなーと思うと嬉しく感じました。

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